株式会社ムラカミ 防災・避難用品カタログ Vol.32 2025
05 06 食品 P09〜40 初期避難用品 P45〜54 炊き出し用品 P41〜44 元消防レスキュー隊員の想いが詰まった一品 元消防レスキュー隊長で、東日本大震災の現場でも活躍 した柳田社長が「自分の身は自分で守る製品が必要」と いう想いから開発したこのリュック。災害時において、た だ荷物を運ぶためのものではなく、ライフジャケットや 防寒具としても機能します。ポケットにペットボトルを入 れることで浮力を得て、水害時に体を浮かせることが可 能です。また、リュックのファスナーを開けば、就寝時 に枕、緊急時に靴を収納できるスペースとして活用でき るなど、多様なシーンでの使用を想定しています。46リ ットルの大容量で、約10kgの荷物を収納可能。カラビナ 付きのナイロンテープで脱げにくい仕様となっており、女 性や子どもでも簡単にサイズ調整ができます。 災害対策において「備えあれば憂いなし」という言葉が あります。ライザーリュックは、いざという時に命を守る ためのツールとして注目を集めています。今後、災害リス クが高い地域を中心に普及が期待されています。 スペシャルコラム 船山の防災用品最前線 ① スペシャルコラム 船山の防災用品最前線 ② 日頃から非常食を「備える」 ~ローリングストックのすすめ~ 「ローリングストック」とは、普段から準備しておいた備蓄食を、消費期限を考えて古いものから消費し、 消費した分を補充することで、常に一定量の備蓄量をキープするための方法。 いまや自治体はもちろん、企業や学校、家庭に至るまで、非常食のローリングストックは常識となりつつあります。 帰宅困難者対策条例が示す備蓄量とは? 東日本大震災以来、自治体や企業は「帰宅困難者対策 条例」により防災備蓄する努力が求められています。も ちろん地域住民や従業員を守ることも念頭にあります が、災害発生後3日間の「応急対策活動期」(救助・休 出活動が優先される期間)に、従業員等を一斉帰宅さ せないように施設内に待機させる必要が企業や自治体に はあるのです。必要な備蓄量は、この条例にあてはめる と 「1人あたり3日間」 が基準です。3日間分を考えると 「保 存水は1日1人あたり3L×3日= 9L、非常食は1日1人あた り3食×3日= 9食」×人数分 となります。 非常食は食べておく「試食訓練」が大事 備蓄食糧は、従業員などに事前に食べてもらい「どんな 味か」を知っておくことも大事です。消費期限・有効期 限前に、あらかじめ従業員等に配付して、配付した分を また備蓄することで、無駄な廃棄の削減ともなります。 自治体や企業の災害対策担当者は、積極的に従業員等 に「ローリングストック」に参加してもらい、定期的に有 効期限のチェックなどを全体ですることで、備蓄場所の 確認等も行うことができて、無駄な経費を削減すること にもつながります。 フードローリングストック ●麺Quick豚まぜそば、日本のごはん120g、レンズ豆、野菜足りてますか、sunaoビスケット、 コメッコ、モーリアンヒートパック、加熱袋、紙コップ、紙皿、お箸、体拭きタオル 「着るリュック」で命を守る ~多機能型レスキューリュック~ 災害がいつ、どこで起こるかわからない時代です。いま、「いざというときに役に立つリュック」として注目されているのが 「ライザーリュック」という製品。バッグメーカーの「アークネスジャパン」と東日本大震災当時、郡山消防救助隊長だった 柳田哲氏が設立した災害救助用品開発会社「セイフティ・ライザー」の共同開発商品です。 持ち出し袋としての役割だけでなく、衣服のように体に着られるのが特徴です。 7242056 レスキューリュック RS-0418 22,000 円(本体価格20,000円) ●サイズ:37×55×21cm ●本体材質:ポリエステル ●付属品:インバッグ(35ⅹ51ⅹ20cm)×1、股下用ベルト×2 ファスナーやひもを開放して調 整すれば、リュックを被ることが 可能。緊急時は胸ポケットに空 のペットボトルを入れて浮力を 持たせ、ライフジャケットとして もお使いいただけます。 製品紹介ページが ご覧いただけます。 炊き出し用品 食品 初期避難 用品
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